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外貨MMFと外貨預金を利回り、手数料で比較

外貨投資といえば外貨預金というイメージの人もいるかもしれません。

 以前は、外貨預金は手数料が高いなどのイメージがあったかもしれませんが、大手銀行などは、キャンペーンで為替手数料を無料にしたりと、かなりハードルは下がっています。

 ただ、それでも外貨MMFの方がお得な点があります。

 それは、「金利の高さ」「税金の優遇」「解約の自由度」です。

 まずは、手数料、金利などをまとめた比較表を確認してください。
 比較に使った通貨は、外貨預金・外貨MMFともに取扱いが多く、もっとも人気の高い米ドルです。(2026/07/14調べ)

外貨預金 外貨MMF
手数料 0円 25銭
利回り 3.00% 3.3839%
投資金額 10万円以上~ 10通貨(1000円程度)~
取扱い通貨 米ドル、ユーロ、英ポンド
スイスフラン、オーストラリアドル、
ニュージーランドドル
米ドル、南アフリカランド、
トルコリラ
投資期間 1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、1年など 取引期間中であれば、いつでも売買可能
税金 為替差益は雑所得で総合課税
利息は利子税
為替差益は申告分離課税
利息は利子税
確定申告 必要 不要

※外貨預金は三井住友銀行のパーソナル外貨定期預金(米ドル・1年)、外貨MMFはSBI証券(米ドル)

 外貨預金の例としてあげた三井住友銀行のパーソナル外貨定期預金は、かなりお得になっています。
 為替手数料が無料のほか、クレジットカード積立が500円からできます。OLIVE限定ですが、外貨積立をしてVポイントがためられるキャンペーンもあり、とても良いです。

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 ただ、外貨投資で収益をあげようと思うと、外貨MMFが有利です。

1.金利が高い

 比較表では、米ドルを例にしていますが、SBI証券の米ドルの金利は3.3839%で、三井住友銀行より有利です。

 また、取り扱える通貨数は、三井住友銀行の方が多いですが、外貨MMFなら、高金利通貨の南アフリカランド、トルコリラなどにも投資ができます。

 南アフリカランドは約6%、トルコリラは約36%の金利。高金利通貨は、為替変動が大きく、リスクも高いですが、リターンの高さの魅力があります。

2.税金の優遇

 金利についての税金は同じですが、外貨預金と外貨MMFでは、為替差益の税金の取り扱いが違います。

 外貨預金の為替差益は、雑所得の総合課税。収入に応じて変動する累進課税で15~55%(住民税込み)です。ただし、雑所得が20万円以下で、給与収入が2000万円以下、1か所からの給与のみ、といった条件を満たす場合は、確定申告は必要ありません。

 逆に、為替差益が20万円を超えると、確定申告が必要になります。

 一方、外貨MMFの為替差益は、申告分離課税で、税率は所得税と住民税を合わせて20.315%。証券会社で特定口座(源泉徴収あり)にしておけば、確定申告の必要はありません。

外貨預金 外貨MMF
為替差益 雑所得(総合課税)
累進課税15~55%(住民税込み)
申告分離課税
20.315%
利息・分配金 利子所得(源泉分離)
20.315%
利子所得(源泉分離)
20.315%
損益通算 原則できない 上場株式・投資信託等と可能
確定申告 為替差益が20万円超で必要 特定口座(源泉あり)なら不要

※参考:外貨預金と外貨MMFの税金の違い

3.外貨MMFは、解約が自由

 外貨預金にも外貨普通預金がありますが、金利が低く、投資対象には向きません。

 外貨定期預金は、1か月物などもありますが、金利の高さを選ぶと1年以上のものになり、途中解約が厳しくなります。

 外貨MMFは、いつでも解約できるので、急な円安で為替差益が大きく出たときに、利益を確定しておくといった対応も可能です。

 解約の自由度は、外貨MMFの安心感のひとつです。

まとめ:金利の高さと税金の面で外貨MMFが有利

 外貨預金はキャンペーンなどでお得になってきて、外貨MMFとの商品力の差がなくなってきましたが、金利の高さと税金の面では、外貨MMFにメリットがあります。

 外貨投資にどれくらい資金を投入するかにもよりますが、為替差益が20万円を超えるなら、外貨MMFが有利かもしれません。

 外貨預金の場合も、為替差益を20万円以下に抑えるように定期を解約するといった方法もありますが、為替相場には変動があるので、タイミングが難しいところです。

 その点でも、解約が自由な外貨MMFに軍配があがります。

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