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外貨MMFと外貨預金を利回り、手数料で比較

外貨投資で一番有名とも言えるのが外貨預金、大手都市銀行で取扱いをしていることや、新聞、雑誌などで眼に触れることもあり、外貨投資をするときは外貨預金から!という方も多いかと思います。

 ただ、外貨預金には、外貨MMFと比べて不利な面があります。
 その大きなものは下記の3点です。

 「手数料が高い」「利回りが低い」「多くの投資金額が必要」

 例として、下記の比較表をごらんください。
 比較に使った通貨は高金利で人気のオーストラリアドル(豪ドル)です。(2015/9調べ)

外貨預金 外貨MMF
手数料 2円50銭 70銭
利回り 0.65% 1.45%
投資金額 10万円以上~ 10通貨(1000円程度)~
取扱い通貨 米ドル、ユーロ、英ポンド
スイスフラン、オーストラリアドル、
ニュージーランドドル
米ドル、ユーロ、カナダドル
オーストラリアドル、ニュージーランドドル、
南アフリカランド、トルコリラ
投資期間 1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、1年など 取引期間中であれば、いつでも売買可能
税金 為替差益は雑所得で総合課税
利息は利子税
為替差益は申告分離課税
利息は利子税
確定申告 必要 不要

※外貨預金は三井住友銀行のパーソナル外貨定期預金、外貨MMFは楽天証券

 最近では、楽天銀行などでは、外貨MMFにかなり似た外貨預金の商品も出ています。手数料も楽天証券とほぼ同じで、1か月定期以上であれば、10通貨からの投資が可能です。ただ、利率については、外貨MMFの方が有利であるほか、満期を待たずに売買できる点は外貨MMFの方に有利に働きます。

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外貨預金のボーナスキャンペーンに惑わされないで!

 外貨預金においてボーナス時期などにボーナス金利をのせて勧誘しているケースがあります。たとえば、「オーストラリアドルの外貨預金金利5%」などです!
 ただ、よく商品の内容を読んでみると、その金利の適用期間が1ヶ月だけだったり、期間限定の場合がほとんどで、ずっと適用されるわけではありません。

 そもそも銀行の外貨預金の手数料は非常に高く、2円50銭の手数料であれば、オーストラリアドルのレートを80円と考えると、2円50銭÷80円=3.125%、つまり3.125%の利率で1年間運用してやっと元に戻るくらいの高さです。

 一時的なボーナスに惑わされずコストと利回りをトータルで考えると外貨預金がいかに不利か良く理解できるかと思います。

→外貨MMFの利回りが高い証券会社はこちら

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