外貨MMFでオーストラリアドル(豪ドル)の利回りと証券会社
オセアニア通貨の代表が、オーストラリアドル(豪ドル)です。
人気のある通貨だったのですが、現在は野村證券のみの取扱いとなりました。
オーストラリアドルの金利、手数料のほか、政策金利と見通しについて紹介します。
- オーストラリアの政策金利と見通し
- オーストラリアドルの外貨MMFの証券会社ごとの金利と為替手数料
- オーストラリアドルに投資するときにおすすめの証券会社
- オーストラリアドルの外貨預金、FXの金利はどれくらい
オーストラリアの政策金利と見通し
高金利のイメージが強いオーストラリアドルですが、それほど高い金利ではありません。
2023年9月現在のオーストラリアの政策金利は4.10%です。
インフレ圧力もあり、上昇してましたが、2023年6月以降は、4.10%の政策金利で据え置きとなっています。
政策金利の見通しとしては、据置が継続となりそうです。金利上昇の上振れリスクはあるものの、金利引き締め効果の見極めが必要で、RBA(オーストラリア準備銀行)の想定から、大きく乖離しない限り、据置が継続との見通しです。
オーストラリアドルの外貨MMFの証券会社ごとの金利と為替手数料
外貨MMFでオーストラリアドルに投資をする場合の金利と為替手数料をまとめました。
外貨MMFで投資をする場合は、金利だけに目を向けがちですが、為替手数料の安さも大きなウェイトを占めます。
金利だけでなく、為替手数料にも注目して、比較してください。
※金利および為替手数料は、2024/7/30調べです。
証券会社 | 野村證券 |
---|---|
利回り | 3.771% |
為替手数料 | 80銭 |
オーストラリアドル投資が可能なのは野村證券
オーストラリアドルに外貨MMFでの投資が可能なのは、野村證券です。
野村證券は、ドル、豪ドル、NZドル、カナダドル、南アフリカランド、英ポンドと、ほかの証券会社と比べて、多数の通貨取引ができます。
野村證券
複数の通貨取引が可能
ほかの証券会社と比べて最多6通貨の取引が可能なのが野村證券です。
ドルだけでなく、オセアニア通貨やカナダドルの取引が可能なのは魅力です。
ただ、1000通貨以上からでないと取引ができないので、1万円以下など、少額から取引がしたい人は、ほかの証券会社の利用になります。
豪ドル | NZドル | 南アランド | |
---|---|---|---|
利回り 為替手数料 |
3.771% 80銭 |
4.693% 1円 |
5.891% 30銭 |
ドル | カナダ | 英ポンド | |
利回り 為替手数料 |
4,777% 50銭 |
3.935% 1円 |
-% 1円 |
オーストラリアドルの外貨預金、FXの金利はどれくらい
オーストラリアドルに外貨投資をする上で、外貨預金やFXの金利も気になるところです。
外貨預金の金利は、外貨定期預金(1年もの/楽天銀行)で0.04%と、外貨MMFと比べて、かなり低くなっています。
また、外貨MMFは、いつでも引き出せますが、定期預金は決まった期間に預ける必要があるので、不利です。
FXは、1通貨から投資できるSBI FXトレードで、1000通貨で1日12円。豪ドルのレートを94円として、金利を計算すると、約4.6%となります。
FXについては、為替手数料(スプレッド)も安く、いつでも引き出せるため、外貨MMFも有利です。レバレッジをきかせることができる分、リスクは大きくなりますが、1倍のレバレッジを守れるのであれば、おすすめです。
SBI FXトレードは1通貨から投資ができるため、スワップ金利で、細かく複利投資して、増やせるメリットもあります。
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