外貨MMFの為替手数料が大事な理由!
外貨MMFを取引する際のコストになるのが為替手数料(スプレッド)です。外貨MMFは、取引手数料は無料のケースが多いのですが、外貨を買う際、逆に外貨を売る際に、為替手数料が発生します。
為替手数料は、証券会社によって違います。そして利益に対して大きな影響を与えるので重要です。
豪ドル80円を1万通貨、金利4%で運用したとします。為替レートの変動はなく、1年運用して、決済した場合。
為替手数料80銭では、
(金利)80X1万X4%=32000円 (手数料) 買い 1万X80銭=8000円 売りも同様で、16000円
(利益) 32000-16000=16000円
為替手数料60銭では、
(金利)80X1万X4%=32000円 (手数料) 買い 1万X60銭=6000円 売りも同様で、12000円
(利益) 32000-12000=20000円
手数料が20銭違うだけで4000円の差が出ます。仮に金利換算しますと、4000÷80万=0.5%。証券会社ごとの金利の差が多くて、0.1~0.2%ということを考えると大きな差であることがわかります。
外貨MMFでは、つい利回りに目がいきますが、第一に大事なのは為替手数料、コストの安い証券会社を選ぶことが大事です。
通貨別に外貨MMFの為替手数料(スプレッドを比較)
豪ドル | NZドル | 南アフリカ ランド |
ドル | トルコリラ | |
---|---|---|---|---|---|
カブドットコム証券 | 60銭 | 60銭 | 25銭 | 20銭 | 2円 |
マネックス証券 | 70銭 | 70銭 | 30銭 | 25銭 | 2円50銭 |
楽天証券 | 70銭 | 70銭 | 30銭 | 25銭 | 2円 |
SBI証券 | 1円 | 1円 | 30銭 | 25銭 | 2円 |
野村證券 | 80銭 | 1円 | 50銭 | 50銭 | - |
SMBC日興証券 | 1円 | 1円 | - | 50銭 | - |
大和証券 | 1円 | 1円 | - | 50銭 | - |
松井証券 | - | - | - | 20銭 | - |
おすすめの証券会社
カブドットコム証券
為替手数料が安い。トルコリラも可!
カブドットコム証券は、為替手数料の安さが光る会社です。
外貨MMFは、利回りだけに目が行きがちですが、トータルを考えると、手数料の安さはばかにできません。売買に手数料がかかることを考えると、利回りの面でもかなり有利。高金利のトルコリラ、南アフリカランドに投資が可能です。
オーストラリア | ニュージーランド | 南アフリカ | アメリカ | トルコ |
---|---|---|---|---|
% 60銭 |
% 60銭 |
% 25銭 |
% 20銭 |
% 2円 |
楽天証券
10通貨から投資可能!
少額投資するならおすすめの口座が楽天証券。
高利回りの通貨、トルコリラ、南アフリカランド、豪ドル、NZドルに投資ができ、利率の高さも光ります。また、外貨mmfを小額の10通貨からの投資が可能。
外貨MMF以外でも、1000円から積み立て投資ができる投資信託、純金積立など総合力の高い口座です。
オーストラリア | ニュージーランド | 南アフリカ | アメリカ | トルコ |
---|---|---|---|---|
% 70銭 |
% 70銭 |
% 30銭 |
% 25銭 |
% 2円 |
SBI証券
楽天とほぼ同スペック。選択肢の広さが自慢
SBI証券も外貨MMFで人気の会社です。外貨MMFの利回りも主要な口座のなかでは高めで、10通貨からと低額で投資が可能です。
若干、為替手数料が高いことで順位を下げましたが、申し分ないスペック。また、同じ通貨でも、複数の商品を取り揃えているので、楽天とほぼ同スペックでも、より利率が高い外貨MMFを選択可能です。
外貨MMF以外でも、外債を中心とする債券に強く、特に独自で発酵されるSBI債は、すぐに売り切れる人気商品です。
オーストラリア | ニュージーランド | 南アフリカ | アメリカ | トルコ |
---|---|---|---|---|
% 1円 |
% 1円 |
% 50銭 |
% 25銭 |
% 2円 |